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湘南平塚下肢静脈瘤クリニックブログ

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秋好院長ブログ

冷え症 その3

冷え症を診察する上で最初に動脈血流の低下をチェックします。

動脈血流が低下すると下肢に新しい血液が供給されなくなるので、実際に下肢の温度は低下します。特に完全に血流がなくなった場合(重症虚血)には、足を触ると氷のように冷たくなります。

 

動脈血流が低下する原因としてはざっと以下のようなものが考えられます。

閉塞性動脈硬化症

下肢動脈塞栓症

Blue toe症候群

バージャー病

膝窩動脈外膜嚢胞

膝窩動脈捕捉症候群

膝窩動脈瘤

大動脈弁狭窄症

などなどです。ほとんどの患者さんは聞いたことがない病気ばかりだと思います。他の科の医師の多くも知らないと思います。

 

ほとんどの患者さんは「冷え症=血流低下」と思い込んでいますので、実際に血流低下があるかを確認することからスタートします。実際に血流低下があるような場合にはその原因を探ることと治療を開始します。なかには重症の血流低下があって、早期の手術が必要な患者さんもいるので、最初に血管外科で診断を受けるのが大事です。

 

では血流低下が「ない」場合はどうするのでしょうか?

クリニック概要

医院名 湘南平塚下肢静脈瘤クリニック
診療科目 内科・血管外科
住所 〒254-0043
神奈川県平塚市紅谷町14-20 FT共同ビル3F
TEL JR東海道・湘南新宿線「平塚駅」北口・西口より
徒歩3分
電話 0463-74-6694
休診日 日曜日、祭日、土曜日午後
診療時間 日・祝
9:00~
12:00
13:00~
18:00

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