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湘南平塚下肢静脈瘤クリニックブログ

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秋好院長ブログ

術後3ヶ月の例

下肢静脈瘤の治療は完全日帰りで行っています。全例でレーザー治療です。

手術時間は長くても片足で20分程度です。簡単なケースだと10分程度で終わることもあります。

当院では平日の午前中だけで4-8件を毎日行っています。

平日午後と土曜日午前中は外来に充てています。

 

今回は静脈瘤の手術をして3ヶ月経ったケースです。

 

こちらは術前の写真です。おわかりになるかと思いますが、以前にも報告したケースです。

こちらは術後3ヶ月が経過した写真です。ご覧のとおりでぼこぼことした血管はありません。傷跡もほとんどありません。すっきりしたきれいな足に仕上がっています。

 

この患者様は他の患者様のためになるならと写真の使用をご承諾頂いた際に、結果と出来上がりで御恩に報いようと思いました。喜んでいただけて幸いでした。

遠方から来る患者様へ

当院には遠方からも患者様がいらっしゃいます。

伊豆・伊東・熱海・湯河原・箱根からもよくいらっしゃいます。

 

 

遠くから初めていらっしゃる患者様はなるべく午後一時から午後二時の診察枠を電話で予約してください。その日のうちに必要な検査、手術の説明などを済ませることができます。

また、手術枠についても可能なかぎり配慮させていただきます。

 

平塚市民病院時代から小田原以西の患者様の診療を引き受けることがたまにありました。

不思議に思って、その地域を自家用車で走り回りました。また、電車で実際に往復したこともあります。

どういう医療事情なのか、通院で往復するときにどういう気持ちになるのかがよくわかりました。

 

都会と変わらない医療を受けられるようになんとか工夫したいと思っています。

 

 

 

開院4ヶ月のご報告

当院もとうとう開院四ヶ月を迎えました。

 

この間に初診患者数は593名、手術件数は190件を数えました。

平塚市民病院では年間に100件弱だったので、地域の中核病院の二年分の手術件数を4ヶ月で済ませてしまったことになります。当院は非常勤医師は雇っていませんので、全て院長が担当しています。待ち時間を短縮するために9月、10月と手術のペースをさらに早めています。

 

平塚という地方都市で、都内の専門クリニックと変わらないことを行うことは私達のクリニックだけでは出来ませんでした。以下に感謝の気持ちを述べたいと思います。

 

  1. 済生会平塚病院、平塚市民病院、平塚共済病院、伊勢原協同病院の協力
  2. 平塚市医師会の協力
  3. 優秀なスタッフに恵まれたこと

 

当院は下肢静脈瘤の診断と治療でCTを積極的に活用しています。CTで静脈瘤の成り立ち、分布を把握し、過不足ない治療を行うことをモットーとしています。クリニックでは高価で高性能なCTを維持することは困難であるため、専門クリニックであっても撮影を断念することがあります。平塚市内の3病院(済生会平塚病院、平塚市民病院、平塚共済病院)は快くCT撮影を行ってくれました。また、交通不便な周辺自治体の患者様や高齢などで移動手段が無い方のために伊勢原協同病院は病院・自宅間の送迎を行ってくれました。

 

市民病院勤務時代より平塚市医師会には病院と診療所の連携を通じて大変にお世話になりました。当院は特殊な専門クリニックであるために平塚市医師会の行う検診事業などであまり役立てません。にも関わらず当院を医師会に受け入れ、積極的に活用してくれました。4ヶ月間で複数の肺塞栓症(エコノミークラス症候群)や凝固異常(血液が固まりやすい病気)などの比較的珍しい病気の診断と治療を受け持ちました。今後も専門とする下肢静脈瘤はもちろんのこと、幅広い血管外科の知識を活かして平塚市の医療に貢献したいと思います。

 

最後は身内になりますが、やはり優秀なスタッフのおかげです。当院の事務、看護師は病院や診療所で経験を積んだベテランぞろいです。医療は医師だけで成り立っているのではありません。看護師、医療事務がいなければ医療として成立しません。身内びいきになってしまいますが、当院のスタッフは極めて優秀です。病院に勤務していれば、師長や管理職など職場のリーダーとして活躍できたと思います。これだけのスタッフに恵まれたことは本当に幸運でした。

 

今後も「よりよい医療をより身近に」という理念を実現するために邁進したいと思います。これからもよろしくお願いいたします。

スーパーグルー治療について

TVで放映されて以来、当院でもスーパーグルー治療について質問を受けることが多くなりました。

当院でもスーパーグルー治療については興味を持っており、情報を収集しています。また、将来の採用も考慮しています。

 

しかし、現時点では当院も含めて多くの病院・専門クリニックではスーパーグルー治療は採用していません。自分や家族が患者であっても、スーパーグルー治療は受けないし、勧めません。

なぜならば保険診療であれば、15000円程度から出来るのに、自費診療で20万円以上も払う意味はないと思うからです。当院で収集した情報からは現時点でそれだけの差額を払うメリットはないようです。また、先行している欧米での情報からもまだまだ改善の余地がある治療であることが伺われます。

そもそも現時点ではスーパーグルーは個人輸入に頼っているため、企業による保証やアフターケアはありません。自分や家族の体に保証のないものを入れますか?私達は入れません。

現時点で主流であるレーザー高周波治療も日本での導入当初は様々なトラブルがありました。最新の治療が最善の治療とは限りません。経験の蓄積、専門家同士の意見交換、学会での検討などを経て、初めて最適な治療として保険で認められるようになります。その過程には数年かかるのが普通です。成熟過程を無意味なものと考えるか、安全のために必要な期間と考えるかは人それぞれだと思います。

 

幸いなことに下肢静脈瘤はそこまでの緊急性もない上に、レーザー高周波治療という安全で痛みの少ない治療法がすでに存在しています。

 

 

スーパーグルー治療を受けるのはもう少し成熟してからの方がいいかな、と私達は思います。

 

 

静脈瘤による潰瘍

今回は静脈瘤による潰瘍や皮膚炎の例です。

「静脈瘤は死ぬ病気じゃないから手術しなくていい、弾性ストッキングを履いておけばいい」ということを静脈瘤に詳しくないドクターは言います。じゃあ、本当にしなくていいのでしょうか?

大間違いです。

現在のイギリスのガイドラインでは以下のように推奨されています。
“Do not offer compression hosiery to treat varicose veins unless interventional treatment is unsuitable.”(手術が出来ない場合を除き、弾性ストッキングで治療を試みてはならない。)
https://www.nice.org.uk/guidance/cg168/chapter/1-Recommendations#referral-to-a-vascular-service-2

この場合の”Do not offer”という表現は強い表現であり、多くの患者にとって利益とならないのでやってはいけない、という意味です。
https://www.nice.org.uk/guidance/cg168/chapter/about-this-guideline

つまり、イギリスのガイドラインでは弾性ストッキングをやめて手術ファーストを推奨しています。

日本では入院でのストリッピング術が長く行われていたために、「手術しないで弾性ストッキングをはいておけばよい」という今となっては誤った認識が専門ではないドクターの間に広まったままです。当院が受診時に紹介状不要というのは残念ながらそういう現実があるためです。

以下に静脈瘤を放置した場合にどうなるか、という実例の写真を示します。

この患者様はひどい潰瘍で受診した患者様です。下腿前面の皮膚は広範囲に壊死しており、組織が露出している状態でした。
こうなっても確かに死にはしません。手術をすればかなり良くもなります。ただ、跡はどうしても残ってしまいます。(この写真は手術後にかなり良くなった状態です。)

こうなってしまう前に手術できちんと治すことが大事です。

クリニック概要

医院名 湘南平塚下肢静脈瘤クリニック
診療科目 内科・血管外科
住所 〒254-0043
神奈川県平塚市紅谷町14-20 FT共同ビル3F
TEL JR東海道・湘南新宿線「平塚駅」北口・西口より
徒歩3分
電話 0463-74-6694
休診日 日曜日、祭日、土曜日午後
診療時間 日・祝
9:00~
12:00
13:00~
18:00

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