秋好院長ブログ
舌下免疫療法新規導入の一時休止
投稿日:2020年3月26日 カテゴリー:お知らせ
舌下免疫療法の新規導入は一時的に休止します。
舌下免疫療法の初回は院内で30分の経過観察が義務付けられています。
感染予防のために院内滞在時間を可及的に少なくするためです。
導入済みで継続処方の方は問題ありません。今まで通りに処方できますのでご安心ください。
3/28 臨時休診
投稿日:2020年3月26日 カテゴリー:お知らせ
神奈川県知事の外出自粛要請に協力するために3/28は臨時休診としました。
既に予約されている患者様への連絡、ネット予約システムについては現在連絡中です。
ご迷惑をおかけすると思いますが、よろしくおねがいします。
<3/27追記>
昨日は県知事の要請に応えるための急遽の決定であったので、説明不足でした。ここに追記します。
都知事、県知事の外出自粛要請には様々な意見があることは承知しています。ここでそれを論じることはしません。
ただ、弱者を感染から守るためにはなんらかの施策が必要であることは間違いありません。医療機関として行政の要請に応えるのは当然の責務と思われます。当院が休診すれば患者、家族、従業員であわせて約50名の移動を抑制できます。その多くは高齢者であり、彼らを感染から守る効果は少なからずあるはずです。そのための決定です。
予約変更のために連絡しましたが、多くの患者様には快く変更を受け入れていただきました。今回の決定に批判もなかったわけではありません。「仕事の都合がつくのはその日しかない」「早く治療を受けたい」という気持ちはよくわかります。ただし、今回は弱者保護を優先したいと思います。
感染対策と併行して通常医療も維持しなくてはなりません。平日の外来と手術は今まで通りに行っています。早く治療を受けたいという方は平日の受診をおすすめします。幸いなことにコロナ騒動で静脈瘤どころではない方が多いので、今だけは翌週には手術が出来ることが多いです。(通常は1−2ヶ月待ちです。)
平日のロックダウンが決定されれば当院に限らず通常医療も維持は困難になります。ロックダウンを回避するためにも、週末の外出規制は最大限の協力をしたいと思います。
最後にこの場を借りて発熱の患者様にお願いがあります。現在、多くのクリニックでは発熱での受診にはある種の規制が設けられています。クリニックの構造や運営によって様々ですが、入り口を別にして他の患者様と一緒にならないようにしたり、時間をずらしています。これは「診察拒否」ではなく、「感染抑制のための措置」です。感染が疑われるような場合には行政の窓口へ電話することを案内されることもあります。これは、万が一にも感染が判明した場合に、感染経路を追跡したり、適切な保護を行うための取り決めです。発熱で受診を希望される場合には、どこのクリニックであっても、事前に電話をして相談するようにしてください。事前に相談があれば、たいていのクリニックでは相談にのってくれます。「自分の都合のよい時間じゃないから」「ネット予約であれば発熱だとばれないから」「行政への電話がめんどくさいから」という理由で、連絡なしで受診するのは控えてください。