秋好院長ブログ
冷え症 その1
投稿日:2017年7月11日 カテゴリー:冷え症について
冷え症についてです。
毎日こんなに暑いのになんで冷え症について書くの??と感じられるかもしれません。
いえいえ、寒い時に冷えるのは誰でもなのです。こんなに暑いのに手足が冷えているように感じるからこそ本物の「冷え症」なんです。
この「冷え」というのが曲者で、他の人にはわからないのです。検査をしても正常なのに本人はとてもつらい、他の人にわかってもらえない、というのも冷え症のつらさです。(検査で客観的にわかるような冷えがある場合は他の病気になります。)
血管外科には「手足が冷える、血流がおかしいと思う」という訴えの患者さんが沢山いらっしゃいます。こういった訴えのの患者さんのなかから、動脈が詰まっている患者さん、下肢静脈瘤の患者さん、神経が原因で整形外科での治療が必要な患者さん、冷え症で漢方治療がよい患者さんを見分けて適切な診断と治療を提供するのも血管外科医のお仕事です。
というわけで、冷え症について診断・治療するのも血管外科医のお仕事になっているのです。
次回からはそれぞれの病気について書きますね。