秋好院長ブログ
CTがとても役にたった例
投稿日:2017年6月1日 カテゴリー:下肢静脈瘤について, 当院での治療例
この患者様は足のだるさ、痛みで受診された患者様でした。一見すると表在静脈の拡張は軽度で、一般のドクターなら下肢静脈瘤とは診断せずに別の治療を行うかもしれません。
ところがCTをとるとこれが静脈瘤とわかります。CTでも表在静脈の拡張は軽度ですが、大伏在静脈は根部からとても拡張しています。超音波検査でも大伏在静脈に強い逆流を認めました。
この患者様はレーザーで右大伏在静脈を焼灼しました。手術直後より右足は軽くなり、大変に喜ばれていました。
もちろん日帰り治療です。この患者様は院長が平塚市民病院に勤めていた時に受診された患者様ですが、日帰り治療を希望されたので、当クリニックの開院までお待ち頂きました。(平塚市民病院は急性期病院ですので、日帰り治療には対応できません。)お待たせして大変申し訳ありませんでした。