秋好院長ブログ
七夕まつりはお休みです。
投稿日:2017年6月8日 カテゴリー:お知らせ
平塚の七夕まつりまでいよいよ一ヶ月を切りました。http://www.tanabata-hiratsuka.com
7月7日 金曜日
7月8日 土曜日
はお休みさせていただきます。
当院は七夕まつりの中心地に位置しており、混雑や交通規制等で通院が困難になるためです。申し訳ありません。
それはそれとして皆様も平塚の七夕まつりにはぜひお越しください。すごいですよ。
はなうた
投稿日:2017年6月7日 カテゴリー:下肢静脈瘤について, 日記
今週はとても愉快な出来事がありました。
手術の際に患者様からカーペンターズのリクエストを頂きました。
私もカーペンターズが大好きなので、とてもリラックスして手術が出来ました。私は手術がとてもうまくいっていると鼻歌を歌ってしまうときがあります。今回も鼻歌が出てしまいました。
途中から、おかしいことに気がつきました。自分が鼻歌を歌ってないときでも誰かが歌っているのです。
患者様が歌ってました(笑)。最初は空耳かと思いました。
手術が上手くいっている証拠ですので、何の問題もありません。
今回の鼻歌は嬉しい出来事でした。今後ももっと鼻歌を歌ってもらえるように努力したいと思います。
オープン3週間
投稿日:2017年6月4日 カテゴリー:お知らせ
当院もオープンして3週間が経過しました。
着々と患者数が増えており、近隣の先生方からの紹介も増えてきました。もともと市内の病院に勤務して紹介・逆紹介のご縁もあったのですが、改めてご紹介頂けると嬉しいですね。専門家としてご評価頂けるのは大変有り難いものです。
なによりも嬉しいのは口コミやご紹介の患者さんが増えてきたことですね。これは僕というよりもスタッフへの評価だと思います。病院の顔というとドクターですが、ナースや事務さんももっと評価されるべきだと思います。
アメリカのロードアイランド州で学生実習をしたときのアメリカ人の先生が仰ってました。
「患者を大事にして、患者中心の医療にしたいのなら、ナースやスタッフを大事にしなさい。患者はドクターと接する時間よりも、ナースやスタッフと接する時間の方がずっと長い。ナースやスタッフがハッピーになれば、患者もハッピーになる。」
あれから20年ですが、間違い無いと思います。
これからもスタッフを大事にしたいと思った三週間でした。
高齢者の腹部大動脈瘤
投稿日:2017年6月3日 カテゴリー:当院での治療例, 腹部大動脈瘤について, 足のむくみ
この患者様は足のむくみで受診された患者様でした。
その日のうちに超音波検査をやって深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)がないことは確認しました。お腹の中の静脈(腸骨静脈)に血栓があるかを確認したところ、腹部大動脈瘤があることが分かりました。
ご家族にお話を伺ったところ、入院した病院で以前にも指摘されたことがあるがフォローアップは受けていないとのこと。こちらから病院にコンタクトをとって状況を確認する共に、CTを取り寄せました。
たしかにCTにも腹部大動脈瘤が写っています。腹部大動脈瘤の内側についている血栓が血流にのって流れて、細い動脈を詰まらせていたことが前回の入院の原因でした。(Blue toe症候群)ただし、高齢で手術を希望されなかったので、外来ではフォローアップされずに宙ぶらりんになっているようでした。
リスクの大きさと比べてご本人の体力やご家庭の状況を鑑みると手術はやはり現実的ではないということで意見が一致しました。当院でフォローアップを行い、必要時には病院へ改めて紹介することにしました。
現在の医療は高度な治療を行う病院とプライマリーケアを行う診療所の連携(病診連携)がとても重要です。ただ、一般の診療所ではなかなか難しいケースもあります。このようなケースでは地域に密着した専門クリニックがお役にたてると実感したケースでした。
CTがとても役にたった例
投稿日:2017年6月1日 カテゴリー:下肢静脈瘤について, 当院での治療例
この患者様は足のだるさ、痛みで受診された患者様でした。一見すると表在静脈の拡張は軽度で、一般のドクターなら下肢静脈瘤とは診断せずに別の治療を行うかもしれません。
ところがCTをとるとこれが静脈瘤とわかります。CTでも表在静脈の拡張は軽度ですが、大伏在静脈は根部からとても拡張しています。超音波検査でも大伏在静脈に強い逆流を認めました。
この患者様はレーザーで右大伏在静脈を焼灼しました。手術直後より右足は軽くなり、大変に喜ばれていました。
もちろん日帰り治療です。この患者様は院長が平塚市民病院に勤めていた時に受診された患者様ですが、日帰り治療を希望されたので、当クリニックの開院までお待ち頂きました。(平塚市民病院は急性期病院ですので、日帰り治療には対応できません。)お待たせして大変申し訳ありませんでした。