秋好院長ブログ
ネット予約法の追加
投稿日:2019年4月15日 カテゴリー:お知らせ
明後日からドクターズ・ファイルからもネット予約ができるようになります。
治療、クリニックの説明などからそのまま予約ができるようになります。
とても便利ですので、ぜひご利用ください。
GW中の手術について
投稿日:2019年4月13日 カテゴリー:お知らせ, 下肢静脈瘤について
仕事などで平日に手術をできない方のために5月6日と5月7日に手術を行います。
術前検査等を完了した方から手術予約の受付を行います。
手術枠は数に限りがあるので、希望される方は早めの外来予約をおすすめします。
外来予約は電話とネット予約で可能です。
なお、5月6日と5月7日は外来は行っていません。手術のみです。
予約外でいらしても診察はできませんのでご了承ください。
そのかわりといっては何ですが、いつもより多めに手術をしたいと思っています。
普段は忙しくて病気を治せないない人のためです。ご理解、ご協力をお願いします。
下肢静脈瘤とかゆみ
投稿日:2019年4月5日 カテゴリー:お知らせ, 下肢静脈瘤について
ようやく暖かくなってきました。暖かくなるに伴い、かゆみの患者さんが続々と受診するようになっています。
下肢静脈瘤の最大の問題は皮膚炎です。皮膚炎をさらに放置すると潰瘍になっていきます。
皮膚炎の初期症状はかゆみです。
下肢静脈瘤になると逆流のために静脈圧が上昇します。静脈壁は薄いので、静脈圧が上昇すると血液が血管外に滲み出します。
赤血球は血管外では壊れてしまいます。壊れていた赤血球に含まれていた鉄分(ヘモグロビン)はヘモジデリンという物質となって皮膚に沈着します。このヘモジデリンを異物として貪食するために白血球が寄ってきます。白血球によって炎症が引き起こされるので痒くなるのです。これは皮膚炎といいます。
ちなみに静脈瘤によって皮膚が黒ずみます。色素沈着といいます。これは上述のヘモジデリンの色です。よく見ると鉄さびの色に似ているのがわかります。だって鉄分ですから。これは鉄さびがなかなか落ちないのと同じで一度つくとなかなか落ちません。手術しても簡単に落ちないし、手術しなければどんどん色がついていって最後には前述の皮膚炎になります。だから、かゆみや色素沈着が始まっている場合には早めの手術がいいと言えます。ステロイド軟膏を塗ると一時的にかゆみは治まりますが、根本的解決ではないし、潜在的には進行するので、当院ではおすすめしてません。
一説には暖かくなると下肢静脈瘤の遠因である動静脈瘻が拡張するので静脈圧が上昇すると言われています。このためにかゆみや皮膚炎が増悪するのかもしれません。当院では春から秋にかけては初診枠や手術枠を増やして、そのようなニーズに対応できるようにしています。
手術枠拡張と移行について
投稿日:2019年3月9日 カテゴリー:お知らせ, 下肢静脈瘤について
お陰様で手術枠拡張と移行が無事に完了しました。
皆様の協力で混乱もなくスムーズに移行を行うことができました。ご協力ありがとうございました。
現在、手術枠拡張の第二段階を準備中です。
おそらく、4月中には拡張枠の予約を開始できるのではないかと思います。
よろしくおねがいします。
3月からの手術枠拡張について
投稿日:2019年2月21日 カテゴリー:お知らせ, 下肢静脈瘤について, 血管外科について
3月1日から手術枠を増やします。これによって手術待ち期間は大幅に短縮されることが見込まれます。
手術枠の準備のためには数ヶ月を費やしました。手術法の改良、術後外来の最適化によって患者側に不利益がないようにした上で、スタッフの負担が極端に増えないようにしました。
また、従来は重症患者であっても手術待ちが生じていたのですが、増やした枠を重症患者のための優先枠として運用することで重症患者の場合には優先的に手術を受けられるようにしました。具体的に重症患者とは静脈性潰瘍の既往や活動性潰瘍がある患者(CEAP分類でC5以上)となります。不公平が生じないように重症の判断については医師が客観的に医学的判断を行います。「外来の順番が先だったから」「仕事の都合があるから」「とにかく早くやってほしい」というだけでは優先枠は使用しませんのでご了承ください。
ただし、現時点(2/21)で4月以降に手術を予定されている患者さんについては経過措置として空いている3月の優先枠を使用して前倒しするようにしたいと思います。伝達ミスによる混乱や医療ミスを予防するために電話での手術予約変更は行っていません。(書面ベースでの変更になります。)予約の上で外来を受診していただき、手術承諾書を再発行し、当日の予定をスタッフと確認してください。(従来とは時間が変更になります。)この経過措置については3月いっぱいまでを予定していますが、混乱が生じるような場合や優先枠が一杯になった場合には予告なく終了することがあることをご了承ください。
3月に手術を予定している患者さんも前倒し可能です。ただ、優先枠の空き具合によっては数日間から一週間の前倒しでしかないかもしれません。
手術枠をもっと増やすことや土曜日の手術枠の設定も検討しています。本当は重症なのに仕事が忙しくて平日は休めない人も手術を受けられるようにしてあげたいと思います。ただし、安全を最重視して段階的に行う予定です。
将来の患者さんのために、今いる患者さんと協力して移行期を乗り越えたいと思います。ご協力をお願いします。