秋好院長ブログ
オンライン診療を開始しました。
投稿日:2020年5月18日 カテゴリー:お知らせ, よくある質問, 下肢静脈瘤について, 冷え症について, 腹部大動脈瘤について, 血管外科について, 足のむくみ, 閉塞性動脈硬化症について
5/8よりメールによるオンライン診療を開始しました。もちろん保険診療です。
必要な写真や事項を添付・記載して下記メールアドレスにメールを送付してください。
<アドレス>
info@shv-clinic.com
<必要事項>
住所のわかる身分証明証の写真(運転免許証など)
保険証の表面と裏面の両方の写真
静脈瘤の写真
氏名(ふりがな)、郵便番号、住所、電話番号(自宅、携帯)、症状の経過を箇条書きで簡潔に記載。パソコンからの別メールでも可です。
<やり方>
1.スマホで身分証明証、保険証の裏表を撮影。
2.下肢静脈瘤を撮影
3.必要な写真を添付したメールをスマホから上記アドレスに送付。
4.氏名(ふりがな)、郵便番号、住所、電話番号(自宅、携帯)、症状の経過を箇条書きで簡潔に記載したメールをスマホから送付。文章のタイプが楽ならパソコンからでもOK。
5.数営業日で返事が来るのでメールでやり取り。支払いの案内に従って会計。
現在、メールアドレスが自動入力されるQRコード等を記載したオンライン診療のためのページを作成中です。もう少しお待ちください。
高齢者の腹部大動脈瘤
投稿日:2017年6月3日 カテゴリー:当院での治療例, 腹部大動脈瘤について, 足のむくみ
この患者様は足のむくみで受診された患者様でした。
その日のうちに超音波検査をやって深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)がないことは確認しました。お腹の中の静脈(腸骨静脈)に血栓があるかを確認したところ、腹部大動脈瘤があることが分かりました。
ご家族にお話を伺ったところ、入院した病院で以前にも指摘されたことがあるがフォローアップは受けていないとのこと。こちらから病院にコンタクトをとって状況を確認する共に、CTを取り寄せました。
たしかにCTにも腹部大動脈瘤が写っています。腹部大動脈瘤の内側についている血栓が血流にのって流れて、細い動脈を詰まらせていたことが前回の入院の原因でした。(Blue toe症候群)ただし、高齢で手術を希望されなかったので、外来ではフォローアップされずに宙ぶらりんになっているようでした。
リスクの大きさと比べてご本人の体力やご家庭の状況を鑑みると手術はやはり現実的ではないということで意見が一致しました。当院でフォローアップを行い、必要時には病院へ改めて紹介することにしました。
現在の医療は高度な治療を行う病院とプライマリーケアを行う診療所の連携(病診連携)がとても重要です。ただ、一般の診療所ではなかなか難しいケースもあります。このようなケースでは地域に密着した専門クリニックがお役にたてると実感したケースでした。